ミソジノハカバ

脳内のガラクタ置き場。フィクションとノンフィクションが入り混じったカオスです。ゲームの話が多いですが、おもしろいと思ったことはなんでも書き留めます。

アンドロイドは【ARMORED CORE VI】の夢を見るか ~ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON~

 最近、ブログ熱というか、脳内を言語化するのに夢中になっていて、変な夢を見たりするようになってる。脳みそから過去を引っ張り出してきて反芻するのは、思った以上に疲弊するらしい。

 

 少し更新ペースを落とそうと思う。そんなこといいながら、面白くて書いちゃうんだけど。

 

 ストリートファイター6に夢中のせいで、Bomb Rush Cyberfunkも、ARMORED CORE VI(以下AC6)も、中途半端に積んでいるので、とにかくこれを崩していかねばとAC6を再開している。Bomb Rush Cyberfunkはどうせ擦り切れるくらいリピートするので、ちょっと置いといてもええやろの精神。

 

 スト6、新キャラのA.K.Iが来たらそっちに移りたいのでより他のゲームが手付かずになりそう。格ゲーってこれだから困るんだよ!

 

 諸君ら絶対にやるなよ!絶対だぞ!

 

 スト6はゲーム性好きなんだけど、これっていう好きなキャラ(ジェイミー)が茨の道すぎるのが目下の悩み。ちょっと練習したルークがあっという間にランク抜いてった。なんならザンギもチョップとぐるぐる投げだけでランクを抜いてった。

 ジェイミーどうすれば強くなるのか。あんまり下手に調整するとクソキャラ化してヘイト買いそうだし……。複雑な気持ちである。

 

 A.K.Iはキャラビジュとコンセプトがドストライクなので、多少弱くても頑張りたい。

 毒手蛇拳だぜ? それって柳龍光じゃん。

 

「一つ質問をしよう。この地球上で最も強力な毒ガスとは――何かワカるかね?」

 

VXガスですかね?

 

「エサクタ!」

ノ・エス・エサクト。酸素だろ。殴るぞ。

 私はアレックス、まこと、ヤンが好きです。

 どれかでるかな(期待薄)

 以下本筋。

 

 私はFROMSOFTWARE(以下フロム)が好きで、就活で記念受験して、見事に落ちた過去がある。絶対に許さない。

(ただの文系大学生が受かるわけない。面接3回もしてくれただけ優しい)

 

 アーマードコア2 アナザーエイジ

   アーマードコア3 サイレントライン

   アーマードコア4A(フォーアンサー)

 ダークソウル

 ダークソウル3

 SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE

 Bloodborne

 

   はクリア済み。

 

 ダークソウル2バジリスクにブチギレて、コントローラーが空から帰ってこなくなり、エルデンリングはコツコツ頑張ってたけど、少し間を空けたら広大なフィールドで、自分が何をしてたかわからなくなり、マジでリアルソウルを見失うという事案発生し詰んだ。もうあんな強いボス群最初から倒すの嫌だよ……。

 AC5は昔書いた困ったさんとプレイしていたけど、バグなのか、箱〇のせいなのか、マッチングしなさすぎて詰んだ。よく覚えていません……

misojinohakaba.hatenablog.com

※困ったさんは風の賢者

 

NINJA BLADE(ニンジャ ブレイド) とメタルウルフカオスの話しは必要ないですね。

 

しません。(需要ないから)

 

 私のイメージでは、アーマードコアシリーズはロボットを組み立てて、資産を管理しながらミッションをこなしていくゲームという印象で、高難易度ではあるが、クリアにそこまで苦戦はしなかった覚えがある。

 私は頭がハッピーセットなので、大出力で、重量があるものが強いと思っている。

 大概タンク脚、両手グレネード、マシンガン、垂直型ミサイル連打で全てを解決してきた。熱暴走を起こして死にまくってた記憶がある。

 

 そんな私がクリア可能なのだから、なんだかんだよくできている。

 あまりにも矜持がないので今回はタンクを縛ってプレイしている。

 

 AC6はどうだろうか。

 AC6を初めてびっくりしたのは、リペアキット(エスト瓶)があること。

 

 私の記憶ではこんなに優しいシステムはなかった。スピード感も4Aより優しく、敵機を見失うこともないし、ロックオン機能もついてる!

 

 やはり売れづらいロボゲーのナンバリングタイトル。少し難易度を落として新規獲得を狙って来たのかと思った。ただでさえ硬派な印象のゲーム。それが妥当である。

 しかし、チュートリアルボスのヘリコプターで私の表情が曇る。

 最初のボスだというのに、妙に強い。やけに強い。

 

 いや、強い。(大声)

 

 ヘリコプターの域を超えて来ている。ヘリコプターってロボットゲームにおいて雑魚枠じゃないのか。スネークだって割と簡単に落としてたし、CoDだって人間が落としてた。ACで落とせないヘリってなんだよ……。

 

 異様に硬い、弾幕も張ってくる。フロムによくある初ボスの死にイベントか? と困惑しているうちに、リペアキットをフルに使用し、死亡。

甘えるな。



 淡々と出てくるリトライ選択画面。

 死にイベントじゃないのか……。

 

 5回もリトライしてしまった。やはりおっさんレイヴンは衰えてるんだな。なんて思ってたらネットでチュートリアルヘリが強すぎて話題になっていた。

 

 やっぱそうだよな?

 

 どう考えてもACより強い。

 それを操作させてくれ。そのヘリでルビコン行くよ。エースコンバットかよ。

 

 アセンブル(パーツ組み替え)もできない序盤。ソウルシリーズのようにレベルも上げられないのにいきなりこの難易度。入試にしては割と厳しい。

 

 しかし、そこを越えると極端に難易度が緩くなる。機体姿勢ゲージが追加された本作。連続で相手を攻撃して、姿勢を崩した相手にブレードで切り込んだりできるようになり、脳汁を出して気持ちよく遊んでいた。

 

 フロムってな。油断させてくんねん。

 

 あのヘリは何かの間違いだったんだろうと油断してたら、次の節目のボスで15回以上死んだ。ネタバレになるから詳細は伏せるが、単純に考えて、ヘリの3倍は強いわけだ。

 

 このゲーム追試があるのか……。

 

 と画面前で惚けてしまった。

 クリア後、この記事書くためにいろいろ調べようとしたら、やはり次の壁として名前が挙がってた。

 

 アーマードコア6って検索しただけで出てきちゃう。

 油断するとバシバシ攻略情報とか名前とか書いてあるのが上位にでてきちゃうから困る。読んだらつまんないから見たくないんですけど。もう、うかつに検索できない。

 だから以下については私の現状の進行度であることを了承した上で読んでほしい。

インターネットをのぞく時、インターネットもまたこちらをのぞいているのだ

 このゲームリトライは容易で、ペナルティはない。

 しかし、前述通り、ソウルシリーズのようにレベルを上げてステータスをカサ増しすることができない。

 

 レベルを上げて、物理で殴れない。

 

 OSチューニングという強化要素はあるが、ステ振りのように無尽蔵にできるわけではない。

 ミッションで強いターゲットを倒す、アリーナで敵ACを倒すなりして、ポイントを貰わなくてはならない。それも有限だ。ストーリー進行毎にミッションやアリーナの敵は追加されるため、そのボスを倒さない限り、強化はできない。

 

 店で売ってくれるパーツもストーリー進行しないと追加されないので、稼ぎまくってスペックで勝つということはゲーム上不可能。

 自身のパイロット技能を磨き、ボスの攻撃パターンをしっかり頭に入れ、有効なアセンブルを考えなくてはならない。

 

 逃げ道なんてないんだよ。

フロム社員「ハーイ。ドMのみなさーん。リトライの列にならんでくださーい」

 この感じ……いつものフロムソフトウェアだ……。

 逆に新規に厳しくなってないか?

 既視感のあるゲーム。

 シビアなトライアンドエラー

 どっかで感じたことがある絶望感……。

 あっ、SEKIROだ! これロボゲーのフリしたSEKIROじゃないか!

 

 アーマードコア6はハイスピードロボット隻狼です。

 

 友人にその話をしたら、「もうちょっとライトで、このモーションでガンダムとかのゲーム作ってほしい」などと甘いことを言っていた。

 

 そのゲームならもうあるよ。(Another Century's Episode)

 ハローキティのおしゃれパーティー サンリオキャラクターずかんDSも作ってるよ。

 

 飴と鞭のバランスどうなってんだよこの会社。

 

 フロムのゲームは初見だと、こんなの倒せるわけないという絶望を味合わせてくるのだが、何度も繰り返すたびに、そのボスの行動のほつれが見えてくる。

 

 そう隙の糸がみえる。(なんとかして漫画ネタねじ込みたい癖ある)

 

 学習して、パターン化すれば、少しずつ着実にボスを詰めていけるようにできている。研ぎ澄まされていく自分のプレイで、不可能と思えた勝利が訪れた瞬間。全能感を伴う快感がやってきて、なんなら少し宙に浮ける。実質ヨガ。

 

 このへんの絶妙なバランス感覚は天下一品。他の追随を許さないのがフロム様。

 コントローラー投げる悔しさとか理不尽さは不思議と感じない。どうしてか、次。次。と淡々と前に進もうしている。死にすぎるから麻痺するんだろうけど。

 リトライが苦にならないようなテンポを維持する絶妙なマップ配置、システム。それを加味した上、プレイヤーを成長させるように難化していくボスモーションやギミック。

 この辺のセンスは、他メーカー敵わないと思う。

 

 

 アーマードコア6では過去作の伝統を継承しながら、アセンブルがわかりやすいUIになっている。

 他作のノウハウからヒリつく難易度調整でリピート性のあるゲームに進化しているし、当然ながら物語、世界観も作り込んでいる。

 ポストアポカリプスのルビコンで、エネルギー(コーラル)を巡る企業戦争の行方、ハンドラーとは何者か、621(プレイヤー)はどんな選択を迫られるのか。

 気になって仕方がない。

 

 ACの挙動は圧巻。高いところから降下する際、機体バランスとるためにブースターからの細かくガス噴出してる挙動とかやばい。

 『男の子ってこういうのが好きなんでしょ?』っておっさんたちが作ってるのを感じる。

 今ある全ての武器をこのゲームに詰め込んできたと感じた。

 尋常じゃないシリーズへの愛を感じる。

 

 というわけで、私はルビコンに戻る。

気になった人は買ってみるといい。

ソウルシリーズが好きな人にもわりとすすめられる作品である。

 

 最後にフロムゲーで絶望したボス達を羅列して、本文書を〆る。

見たくない人はここでブラウザバックしてくださいませ。

 

みんなモニター前で碇シンジになった。

多分今後も増えていくだろうと思う。

 

その度に私は碇シンジになるのだろう。

こんなのおかしいよ!(台パン)

 

 

 

薪の王グウィン

灰色の大狼シフ

奴隷騎士ゲール

闇喰らいのミディール

無名の王

修道女フリーデ

忌鬼マルギット

猟犬騎士ダリウィル

獅子の混種

葦名弦一郎

葦名一心

獅子猿

怨嗟の鬼

ガスコイン神父

最初の狩人、ゲールマン

AC6チャプター1のボス

 

愛すべきバカたれ(プレイヤーを折ってきた人)共です。