最近は体の調子も、精神の調子も回復傾向にある。
前回の日記をみて戦慄している。
死んだと思われるのではないか。あんな記事。
休職という無限の時間を与えられ、とにかくプレイしまくった結果、とうとう悲願のMASTERランクへと到達した。
私の休職期間の時間はほぼ「パルワールド」と「スト6」に変換されている。
これでようやくストリートファイター6のゲームレビューを書いてもいいだろう。
- ストリートファイター6レビュー
- 人口が多い。
- 充実したトレモ
- 尖りすぎなシステム、キャラクター
- モダン操作とクラシック操作のすみわけが欲しい
- どこまでいっても格闘ゲーム
- 格闘ゲームをやってみたい人にはオススメ!
ストリートファイター6レビュー
間違いなく歴史に残る名作といってもいい。
私は格闘ゲームは一通りプレイしてきているが、ここまでやりこんだものはそうない。
ただいい点、悪い点ある。そちらをつらつら書いていきたい。
人口が多い。
ストリーマーカップなども頻回に開催されているので、とにかく対戦相手に事欠くことはない。これは格闘ゲームという死にかけていた残火を大きくしたというのは大きな貢献だ。狭かったコミュニティから間口が広がったおかげでまだしばらくは遊べるだろう。プレイヤー数が多いため、ランクマッチのプレイヤー帯のすみわけはしっかりできるため、適当に遊ぶ分にも十分白熱した勝負ができるだろう。
現在格闘ゲームを遊ぼうとおもったら正直このゲーム一択である。
充実したトレモ
フレームメーターにより、有利不利をわかりやすく理解できるようになった。
特定状況の練習にかなり有用であると思われる。
私のような感覚ゲーマーはあまり使わなかったけど……。
尖りすぎなシステム、キャラクター
今作は必殺技ゲージはスーパーアーツ(以下SA)にしか使用しない。
その代わり、ドライブゲージでパリィ、EX必殺技、技をキャンセルして攻め込むドライブラッシュ(以下DR)、端で相手を押し込むインパクト(以下DI)を使用する。
どのタイミングで攻め込むか、どこでゲージを吐くか。そんな状況判断が求められる。突き詰めるとこれがかなり難しい。少なくともMASTERにあがるために絶対に必要な要素だ。
画面端に行くとかなりの不利を背負うシステムのため、差し合いをしながらもしっかり自分の攻めを通して、画面端から逃げなくてはならない。
追い込んだ時のリターンはひとしおだ。
キャラクターに関しては、全員がクソ要素を持っている。(リュウを除く)
わがままを通せば勝ちだし、通せなければ負ける。
そんなダイナミックな展開が本作の魅力。
ちなみに私が使用しているジェイミーは薬湯を呑んだときの端攻めの強さはトップクラス。そのかわり通常立ち回り時の火力が控えめ。
自分のスタイルに合わせたキャラクターを選ぶもよし、見た目で選ぶもよし。
逆に言うとキャラ対策は必須といっていい。
自キャラクターの勝ち筋を知るのはもちろんだが、相手の強い行動を一方的に押し付けられるとなすすべなくボコられるので、その辺の敷居の高さはしっかり格闘ゲームだ。
本田、ブランカ、JP、キンバリーなんかは数々のウィークエンドゲーマーを引退に追いやっただろうなぁ。
荒らし性能が高いキャラはかなり強い印象。
モダン操作とクラシック操作のすみわけが欲しい
私は否定も肯定もしないが、クラシック、モダンのすみわけは必要じゃないかと思う。
ワンボタン対空があるから、こちらはM相手には絶対に飛べないし、SAを差し込まれるなどCでは難度が高いことが読みあいの選択肢に入ってくる。
コンボミスもない分、火力負けすることも多々あった。
モダン対策が必要になるということだ。それもどうなのかと思う。
特にMルーク、Mマリーザはシステムに愛されているのでかなり強い。
初心者はこの人たちを使うといいだろう。
どこまでいっても格闘ゲーム
Vtuberや配信者が簡単そうにダイヤ帯、MASTER帯にあがっているが、そんな簡単なゲームでは断じてない。
私は中学生のころから格闘ゲームをプレイしてきているが、このゲーム、難しいし、見るところが多い。
格闘ゲームの敵は自分なので、「配信者はあんなに簡単にランクあがってるのに……」なんて間違っても思わないこと。彼らはゲームのプロだから。一から始めた初心者は絶対にあんなスピードで上達はできない。
現代では情報がとにかく多いので、見て勉強、プレイして勉強。それでも何連敗もするという覚悟がなければ始めないほうが無難。
やっぱり負けるとつまらないので。
格闘ゲームをやってみたい人にはオススメ!
というかこれしか選択肢はないだろう。
格ゲー界はとても斜陽な産業なので、人口が多いものを選ぶのが一番いい。
攻略情報も多いし、いまから始めるならこれしかないと思う。
なぜか鉄拳は情報を得ずらいんだよな。大きなシステム変更のないゲームでいまプレイしている層は、初心者には何がわからないのかわからないのだと思う。
鉄拳は煮詰まりまくっているので、ライトに始めたいならスト6が一番だ。
令和の時代にこのゲームができたことに感謝します。
開発者に敬意を。
おまけの近況報告。
現在仕事を辞める予定。
次の仕事もなんとなく決まっているので、いかに穏便にやめるかというのが今後の課題だ。見通しがつくと気持ちも少し楽になるね。
皆様もお体にお気をつけて。良いゲームライフを。