私の青春はゲームに集約されていっているといいのかもしれない。とふと思う。
親に隠れて布団の中でブルーライトを浴び、うだるような暑い夏に自転車のカゴに中に油性ペンで名前の書かれたスーパーファミコンのカセットをつっこみ、データを飛ばしながらクリアしたRPG。殴り合い手前の喧嘩にまで発展したあの大乱闘ゲーム。大学をさぼって熱中したあのノベルゲーム。クリア後には秋葉原はまったく別の街に見えたものである。
人とのつながりも半分以上はゲームでできている。切れない繋がりもゲームでできたものが多い。思い出話の根っこはどこかでゲームというコンテンツで繋がっているわけである。
だからこそその愛しく偉大なゲームについてブログを書いていこうと思う。
ゲームと一言で言ってしまうにはもったいない。なんだか薄っぺらくて安っぽすぎる。このブログでは何かひとつ仰々しい呼称を付けたいため「電脳遊戯」と呼ぶことにする。
ブログのネタもそんなにわいてくるわけではないので、私の思い出の「電脳遊戯備忘録」を書いていこうと思う。
思い出は脚色されているもので、情報の正誤もそこまで追求しないでほしい。
なんとなく当時の空気感をだらだらかければいいなと思っている。
攻略とかではないのであしからず。
フィクションとノンフィクションの間の話を書いていく。
読み物として気軽に読んでほしい。