目から鱗だったので、急いで筆を取っている。
なにかって、まずストリートファイター6における視点の置き場所だ。
まず、私が根本的に間違っていたのは自キャラを見ていたこと。これに尽きる。
自キャラ付近にくる対象の攻撃を見る。これでは間に合わないのだ。
私はビートマニアIIDXで「V」という曲を最大難度でクリアできるくらいの実力はある。(音ゲーを界隈ではそんなにすごく無い。ランダム勢には敵わない)
反射神経はそこそこにある方だ。
音ゲーをプレイする時にどこに視点を置くか。
それは初心者の壁としてある。
降ってくるノーツをジャストで押す場所を見ては処理が間に合わない。音ゲーをプレイする時は画面全体を見ている。この感覚わかるだろうか。ぼんやりと全体を捉える。ノーツ一つ一つなど見ていない。形をみている。
これは囲碁、将棋の定石に近いかもしれない。
将棋において言えば、雁木、櫓、居飛車、右四間飛車、穴熊。これは群であり、差し手は個としてもみつつ群として処理しているはずだ。
もう少し噛み砕いてみる。
ゲーマーはゲームをプレイする時、感覚的にコントローラーは消滅して、脳に直挿しされてる。プレイ中にいちいちコントローラーは見ないはずだ。
コントローラー操作は脳内処理されているので、目視確認の必要がない。マリオをプレイしながらコントローラー見てたらすぐに穴に落ちるだろ。モンハンランスのジャスガとか、ダクソのパリィなんてとれないだろ。
これは車の運転に似ている。運転中は車全体にボディマッピングが自動修正されてるだろ?
ゲームも同じなのだ。
音ゲーに関して言えば、ノーツのジャストを見て狙うんじゃなくて、中間を見て情報処理する。すると脳内で拡大されたボディマッピング機能で、自動でノーツを勝手にジャストに処理してくれる現象が必ず起こる。
私はゾーンに入っていると呼称している。
そうしないと手が間に合わない。
だからハイスピードでノーツの間隔を延ばして、視覚的な情報処理猶予時間を増やすのだ。
また、無駄な情報を削るために情報をあえて隠す。ビーマニには降ってくるノーツの情報を上方だけ遮断する目隠し機能が存在する。
これは視点が散らないようにする情報抑制機能なのだ。
格ゲーではどうか。自キャラ範囲内の動きを見ていては、もう反射的に間に合わないのだ。
重要なのは、画面と他キャラ、ゲージを見ること。
そしてその迎撃手段をボディマッピングに染み込ませること。これが他ゲームと違いコマンドを要するのに複雑さが増すのだ。
相手が飛んだ距離、タイミングを見て反射的に昇竜拳を出す。相手のラッシュの光を見てから技を置くくらいのイメージをする。
そうすると、攻撃が相手に吸い込まれるようにあたる瞬間があるんだ。
呪術廻戦の黒閃じゃんこれ。
トレモが重要なのは、自キャラの動きがどのくらいの距離に対応ができるのか。
なにが有効打になるのかを脳に刷り込ませる作業で、コンボは付随してそこについてくる。
その後に、それを理として相手に伝えるのにフレームというものが存在するのだ。
今バトルハブにいて、ダイヤ5のケンにボコられながら閃いた。
5先で1勝しかできなかったが、この気づきはでかい。
私はまだ舞える!
今日、ムラスポで好きな服を買ってウキウキの後、クレカを落として、カードを止めて、再発行!不正利用の恐怖に怯え、その数分後にスーパーで発見された安堵感。感情のジェットコースター!
落ち着かない気持ちに入れる酒、煙草!
これが全て交わった時!!!
黒閃が生まれるのだ。
いいか君たち。
格ゲー強くなりたかったら、クレジットカードを落とせ!
ちなみに、私はネット料金をカード引き落としにしている!!
カードの再発行には2週間かかるらしい!!支払いはどうしたらいいですか!!?
さらに!カードはすぐに見つかったため、無様を晒して、明日使用できなくなったゴミと化したカードを受け取りに行かねばならない!!
むぅぅぅぅぅぅぅん!!(悶絶する中年の声)
格ゲーに勝つには!これくらいの気概が!必要!
なわけねぇだろ!!!助けて!!
拾って届けてくれた人。ありがとう。
そして対応してくれたカード会社のコールセンターの人。ありがとう。
世界は親切で回っている。
私はそれを糧に、格ゲーをやるよ。