私が最初にFPSというジャンルを遊んだのは、言わずもがな、
当時はマリオカート、スマブラとパーティー対戦ゲームが盛り上がる中、ゴールデンアイ、パーフェクトダークは私たちの中で空前のブームとなった。
自キャラが見えないというゲームで画面分割をして対戦するという当時ではあまりないゲームで、私たちはその虜になったものだ。
オッドチョップというキャラクターが低身長なのをいいことに、高速でチョップを繰り返し、相手の周りをまわる「オッドジョップ乱舞」や、近所のじいさんがサミディというキャラクターに似ているという理由で「サミディ爺さん」とよばれていたり、私たちの青春ミームに様々な単語を残してくれた。
しかしながら画面4分割をブラウン管で遊ぶものだから、位置などばれまくり、誰が黄金銃、ラップトップガンなどの強武器を拾うかというゲームだったと思う。
開幕早々今日武器を求め、一斉に走り出すその様は転売ヤーも真っ青だったと思う。
AK47を鉛筆銃と愛用していたころが懐かしい。
このころから私はシューターゲームに夢中になり様々なゲームをプレイしてきた。
決して強いわけではないが、弱すぎるわけでもない絶妙な腕前で飽きることなくゲームを続けていた。
そんなFPSだが今や進化を遂げまくり、バトロワゲーというおじさんには絶望的な環境が流行りだしてしまった。「PUBG」「APEX」である。
何を隠そう、この手のゲーム私は大の苦手である。
まず一つ、「特攻して死ねない」
今までのFPSはチームでキルチケットを取り合うチームデスマッチとか、陣地を取り合うドミネーションなどが流行しており、死んでもリスポーンすることができた。
しかしながら、この手のゲームは仲間のデスはかなり重く、リスポーンも気軽にできるものではない。
ゲームくらい気軽にやらせてほしいものだが、息をひそめ、しゃがまなくてはならない場面が多い。私は銃声のする方に走り、とにかく撃つものだから、フレンドから「静かにしろ!」と怒られていたものである。三十路になりゲームでも先生から同じことを注意されるとは思わなかった。
そして最大の理由、「チームを組まされる」である。
私は陰キャである。
自分が死ぬ、仲間が死ぬ、バナーを回収する、弾丸を共有する、アイテム漁りを離れてする…。
ウワァァァァァッァ!!!
俺は銃が撃てれば! それでいいのに!
ならオフ専しとけやと言われそうだが、
俺は! プレイヤー! 撃ちたいの!
バトルフィールドの新作がでるとのことで、また当時のわちゃわちゃして殺伐としたFPSができることを楽しみにしている。
ちなみに私はバトルフィールドバッドカンパニーが好きです。
APEXで勝つために買った、虹色に発光するキーボード、活躍できるといいなぁ。