高校生あたりで、個性は完成すると思っている。なぜなら私自身が変わってないから。正確に言えば少しは変わっているのだろうが、それは社会性を身につけただけであり、私自身の本質は変わっていない。
正月のたびにそれを実感させられる。
妻と実家に帰省した際に、母が「あなたの書いた文章だ」とボロボロの紙を出してきた。「鳥インフルエンザによる問題、日本の食料自給率が低いことをどう思うか」というテーマについて何かしら書けというものであった。それをまとめて冊子にするという社会科だかなんだかの企画だったらしい。文集みたいなものだ。
私の「思い」を聞いているんだから何を書いたって構いやしないだろう。間違いにはならないはずだ。俺がこう思ってるんだから。と当時の私は感じたのだろう。
他の生徒は授業の資料にそって、丁寧にまとめを書いていたが、私は「私もかかったことないのに、鳥のくせにインフルエンザにかかるのは生意気で軟弱極まりない。食料自給率が低いことの何が問題かわからない。問題だと思う人は今すぐ畑をやるべきだと思う」と書いていた。
いやなガキだなあ。
母は先生から「一応個人の意見ですのでそのまま載せましたが……」と念押しされながら渡されたらしい。(アンタが書けって命じたんだろうが!)
母にとってはその一連の流れが面白かったようで、なぜか母子手帳に原稿を挟んで保管している。
正月に帰省すると、酒を飲んで酔っ払っては、必ず私と妻にこれを見せてくる。
去年見たといっても聞かない。
あまりにうるさいので今年こそ処分するつもりでいる。
『原稿を』だ。『母を』じゃない。
この親にしてこの子ありである。先生は苦言を呈して欲しかったんだと思うよ母さん。
というか設問に問題があるだろと今でも思う。
お前にとって都合のいい「思い」なんてしるかバーカ! ザマァ見ろ!
という生意気な姿勢がありありと伝わってくる。
大人になっても同じように考えているから、やはり人は変わらないのだ。
とまぁ、面白いもので、同じ高校、同じ部活、同じ教育を受けていようが、思考、嗜好が変わるのだから人間は不思議で魅力的だ。
ジョジョリオンで「クマちゃんか、戦闘ロボを選んでみてくれないか?」というセリフがあるが、あれは言い得て妙だ。
好まない言い方ではあるが、表現として、所謂、陽キャと、陰キャはわかりやすい。
無論、私は陰の存在である。
この言葉考えたやつは陽キャなんだろうな。
人を陰扱いするってんだから、さぞ眩しい光輝く人間が考えたに違いない。
『ヴァンパイアハンター』の『パイロン』みたいな奴なんだろうな。
ゲームいうコンテンツはこの陰陽を繋ぎ合わせるツールとして優れていた。
桃太郎電鉄、三國無双、パワプロ、スマブラは本当に優秀だった。陰陽入り混じるその空間は宇宙で、カオスそのものだった。
さて、私はゲームが好きだが、苦手なゲームシリーズが存在する。
それが『ウイニングイレブン』シリーズだ。
陽キャがゲームの話を始めると、だいたいウイニングイレブンか龍が如くの話になるイメージがある。
私はウイニングイレブンが大の苦手である。
理由はシンプル。
サッカーにまるで興味がなく、何が面白いのかいまだにわかってないからである。
野球はまだわかりやすい。サッカーは山場までが長いし、とにかくわかりづらい。NHKで囲碁を見てる時と同じ気持ちである。
これはいけません! 囲碁好きにもサッカー好きにも嫌われる発言!
「一応個人の意見なんでそのまま載せましたが……」
引用元:高校教師
引用URL:私の脳内。
以後気を付けます。
そもそも、一個のコントローラーで11人操作するとか、どう考えても無理だろ。どこに視点を置けばいいのか全くわからない。視点神かよ。
ありがたいことに、同級生には仲良くしてもらっており、遊びに誘われていたのだが、ウイイレ大会が一番つまらなかった。
とにかくスライディングで怪我人を量産するプレイしかできず、〇大アメフト部も真っ青なプレイングをしていた。
『ドラッキーのAりーぐさっかー』とか『ロックマンズサッカー』ではセーフだったのに!話が違う!
とにかくウイイレは難易度が高すぎる。
あまりにも弱いので、教えてもらって練習するが、そのうちすぐに飽きて、友達の家に並んでる刃牙をひたすら読んでいた。
こっちの方が面白いよ! 趣旨が変わってるけど!
話は変わるが、やはり陰キャ、陽キャという表現は何とも体面がよくない。
ドラッキーのAりーぐさっかーキャか、ウイイレキャに変えてはどうか。
なに? FIFAキャ?
訳のわかないことを言うな!
ええい!じゃあ、これでもくらえ!
独断と偏見で選ぶ陽と陰の違いサッカー編
陽
シュート!
陰
ドラッキーのAりーぐさっかー
ロックマンズサッカー
ジーコサッカー(理由は割愛。瞳とだけ言おう)
やったね!ラモズくん
ブルーロック
爆裂サッカー
陰キャってただの子供説でてきたな……
わかりづらい部分だけ引用を用いらせていただく。毎度お世話になっております。
ドラッキーのAりーぐさっかー
引用元:レトロゲームの殿堂
引用URL:
ロックマンズサッカー
基本的にはオーソドックスなサッカーゲームだが、以下のような特徴がある。
- ファウルの概念がない。
- オフサイドもない。全体的にゲームテンポがゆっくりなので仮にあったとしてもほとんど意味は無かっただろうが…
- サイドライン・ゴールラインの外側に背の低い「壁」が設置されており、ボールがこの壁に跳ね返った場合はスローイン・コーナーキック・ゴールキックにならずにプレイが続行する。これを利用したテクニックも存在する。(後述)
- 各キャラに「必殺シュート」があり、1試合に2回まで使用できる*2。
- 必殺シュートは相手を吹き飛ばすのでGKから確実にゴールが奪えるが、キャラの必殺シュートによっては効かない相手もいる。
- 必殺シュートは飛距離によって威力が減衰せず、シューターからキーパーまでの最短距離を進む。このため、いかに敵のディフェンスの隙間を狙って必殺シュートを放つかが攻防の大きなポイントとなる。
- 各キャラ毎に使える必殺シュートは異なり、それらの必殺シュートを受けた時のアクションは、膝を付く、上空に打ち上げられる、感電、氷付け、泡に閉じ込められる、バラバラの残骸になる等々意外と豊富。
引用URL:
爆裂サッカー
2002年ワールドカップ直後に販売されたサッカーゲーム。
リアル化が進む風潮に逆らうかのようにエッフェル塔や万里の長城がピッチに舞い降り、必殺シュートがキーパーをぶっ飛ばす、漫画チックな爽快感を追求したサッカーゲーム。
操作できるのは2002ワールドカップに出場した32チームと、各モードをクリアしたら登場するオランダ・ユーゴスラビア・香港の3チーム。
ちなみに本作は名作バカ映画の『少林サッカー』とタイアップしており、香港代表として映画さながらに強い少林サッカーチームが出場している。引用元:@wiki
引用URL:
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