DJの知り合いと食事をする機会があった。
最近どうにも新しい音楽に触れていないので、好みを見繕ってもらうことにしてみた。
「ファンクみたいなスウィングジャズみたいな……古いディスコミュージックみたいなんでいいのないですかね?」
我ながらぼんやりした質問である。
知り合いもならこれは?ならこれは?と次々かっこいい曲を投げてくる。
あれやこれや2人で話す。
ちょっと味付けが違う。あーなるほど!もうちょいポップより?ちょっとブルースすぎるよね。もうちょっと雰囲気ポップなほうが…とかベースがパキッとしてる方が…もっとバチっとメリハリあるやつ…とか文章に起こすと意味不明の会話なんだけど、その場ではなんとなく通じてるんだよなぁ。
「あーこれ土曜の昼間!」「わかるー!!」という雰囲気だけの会話。この瞬間が一番音楽を楽しんでるなぁと感じる。
いくつかの楽曲の旅を終えて、ガツンと来たのが「Louis Cole(ルイス・コール)」というアーティストだった。
すげー!かっくいーぜ!(語彙力)
Caravan Palace、アースウインド&ファイア、ダフトパンクというキーワードだけでようこんなにパチンとハマるアーティストを教えてくれるものだよ。
DJの引き出しには恐れ入る。
ザ・リーサルウェポンズが「押すだけDJ」というあまりに挑戦的な曲を歌ってて大笑いして聞いてたけど、フロアが求める曲をサッと見つけてくるってのは作曲の才能とはまた別の音楽の才能ですよねと感じた。
乱暴なたとえだが、
作曲者はケータイキャリアなのよ!
DJはド〇モショップなの!
どっちも専門家だけど、方向性が違うのよ。方向性が!
この感覚があってるかは不明だが。
ルイス・コールはめちゃめちゃ有名らしい。
星野源さんが影響を受けていて、ネトフリのドラマの主題歌を一緒に作ってるらしい。
私はネトフリのドラマも星野源さんもよくわからないが。
自分の好きなアーティストと曲を作るってのはどんな気持ちなんだろう。幸せなんだろうか。
恐れ多くて自分なら怖くて歌えない。
そのあたりの胆力があるのがやはりプロフェッショナルなのだろう。
星野源さんの曲も聴いてみようかな。
ドラえもんと恋しか知らないんだが。
みなさんもぜひ聴いてみてほしい。
ルイス・コールね。
Louis Cole!(流暢な発音)
民家で曲を一発撮りみたいなことしてるけどやばくない?
よくリズムとれるよなぁ。
「F it up」がとくにおすすめ!
聞いてみてね