ミソジノハカバ

脳内のガラクタ置き場。フィクションとノンフィクションが入り混じったカオスです。ゲームの話が多いですが、おもしろいと思ったことはなんでも書き留めます。

【マンガ】ザ・ワールド・イズ・マインを語りたくない。

全部読んだうえで大嫌いです。

漫画でこんなに不快な気持ちになったのは初めてです。

いまAmazonでビームコミックスのセール中です。

砂ぼうずが読みたくてついでに買ったら大ダメージ。

 

 

なんだこの漫画は。

 

そもそも漫画なのか?

もうよくも悪くもこの一言しかない。

 

 

イカれてる。

 

私は全く共感できない。

でも考えさせられるところはある。

でもエンタメの域を超えすぎ。

 

これを好きと言っている漫画好きにたまにあってきたが、そんな公言していいマンガじゃないと思う。

ロックンロールの文脈として読むにはあまりにやりすぎ。

私は最初から最後まで不快だった。むしろ中盤から終盤までは嫌悪感しかない。

それ以外なにも残さなかった。

それが逆にすごい。

そんな漫画なかなかない。

 

共感できるとか、なんとなく理解できるとか、そんなものはない。

映画でいうと「ファイトクラブ」「タクシードライバー」「フォーリング・ダウン」の文脈に近いんだけど、そのくせ長くて気持ち悪いんだ。エンタメの範疇超えるんだよ。

命の価値みたいなものが命題にあるんだけどなんかちょっと違うんだよ!

読者をストックホルム症候群にして、究極の選択を迫り続けてくる感じ。

 

とても気持ち悪い。

逆に言うとそこまでの気持ち悪さを感じた漫画はこれ以外ないかもしれない。

 

安いのでどうぞ買ってみてほしい。

私は大嫌いだ。

逆にすごい。一度読んだだけでこんなに神経に刺さるなんて。